ゴミをへらす

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循環型社会(じゅんかんがたしゃかい)を歩く

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循環型社会(じゅんかんがたしゃかい)を歩く ゴミをへらす

商社の取り組み/循環型社会を実現(じつげん)するために

ペットボトルのリサイクル

日本で年間に約60万トンも生産され、私たちのくらしにかかかせないペットボトル。日本のペットボトルリサイクル率は外国とくらべても高く、再度ペットボトルにリサイクルされたり、さまざまな物に生まれ変わったりしています。商社では、使用済みペットボトルを小さな破片(はへん)にして再生用の原料をつくる会社を設立(せつりつ)し、その原料を利用したさまざまな製品の開発・販売を行うなど、ペットボトルのリサイクルに取り組んでいます。
※出典:PETボトルリサイクル推進協議会

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日本はペットボトルリサイクルの優等生(ゆうとうせい)

日本における2011年のペットボトルの回収率(かいしゅうりつ)は79.6%。新たなペットボトルとして再生されるほか、衣類(いるい)、フロアマット、ゴミ袋、ボールペンなど、さまざまな物に生まれ変わります。しかし、日本以上に多くのペットボトルを使用するアメリカでの回収率は29.3%、一部のヨーロッパ諸国(しょこく)の平均でも51.0%しか回収されていません。日本はペットボトルリサイクルの優等生(ゆうとうせい)なのです。

※出典:PETボトルリサイクル推進協議会

ペットボトルはワイシャツのなかま

ペットボトルの原料は、ワイシャツなどに使われているポリエステルの一種です。ポリエステルの樹脂(じゅし)を糸にしてつくられるのがワイシャツで、この樹脂をふくらませたものがペットボトルになります。ペットボトルの容器(ようき)は軽くてリサイクルできる便利さから生産量が増え、1997年の約20万トンから、2012年の約61万トンへと15年間で3倍に伸び、清涼飲料水(せいりょういんりょうすい)の約68%に使用されています。

※出典:PETボトルリサイクル推進協議会及び全国清涼飲料工業会

商社が行っている「ペットボトルのリサイクル」

商社は、使用済みペットボトルはもちろん、使用済みのフィルムくずや糸などからペットボトルと同じ原料であるポリエステルを再生し、高機能(こうきのう)なレインウェアやスキー・アウトドアジャケットに加工し、世界中で販売しています。そのほか、再生用の原料となる、ペットボトルをくだいて小さな破片(はへん)にしたペットフレークをつくる会社を設立(せつりつ)。そのペットフレークを使用したメーターボックスを販売するなど、さまざまなリサイクル製品をつくり出しています。世界でも高い回収率(かいしゅうりつ)を実現(じつげん)している日本のペットボトルのリサイクルに、商社も取り組んでいます。

ペットボトルから作られたスキーウェア
ペットボトル、フィルムくずなどからつくられたアウトドアジャケット

ペットボトルをくだいたペットフレーク
ペットボトルをくだいたペットフレーク

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