オセアニア

食品・流通事業 穀物事業 飼料事業 畜産事業 飲料事業

豪州

豪州の穀物生産量は、年間3,000万トン以上でその大半を輸出しており、穀物の純輸出国の一角を担っています。豪州産の小麦は品質が高く大半は食用として、大麦はビール原料や飼料用として、アジア・中東を中心に輸出されています。

近年、中国をはじめアジアでは人口増、所得の上昇による食の欧米化が進み、麺やパン、菓子に使う小麦など食料用の穀物の需要が急増しています。それに加えて、製油用の油脂原料(大豆、菜種など)、畜産用の飼料原料(トウモロコシ、大麦など)も需要が増加しています。

日本の商社は、アジア、中東における穀物の安定供給ニーズを受けて、現地大手穀物企業の子会社化などを通して、川上の整備に取り組んでいます。穀物サイロ、輸出ターミナルの保有、穀物集荷といった事業に参画し、豪州産穀物の安定供給に向けたインフラ強化を進めています。これによりアジア、中東への輸出拡大をめざします。

また、穀物同様、乳製品も中国、アジアで需要が高まっており、さらに安全・安心への関心が高く、産地対策が求められています。日本の商社は、現地乳業メーカーへ出資し、共同で粉乳事業を展開、中国、アジア、日本へ安全で高品質な製品の供給を行っています。

商社の活動事例

 社名事業案件
伊藤忠商事豪州/粉乳事業
豪州乳業メーカーBurra Foodsとの粉乳事業
2009年8月、豪州乳業メーカーBurra Foods Pty Ltdの100%持ち株会社であるBFA Holdings Pty Ltd(豪州ビクトリア州)に対して、$31.5百万豪州ドルの出資及び同グループに$6.75百万豪州ドルの融資を実行し、同社株式の45%を取得。豪州ビクトリア州カランバラに粉乳換算約24千トン/年の生産能力を有する脱脂粉乳及び全脂粉乳等の粉乳設備を建設。