双日は、バイオケミカル製造技術に実績のある米国ミリアント社とC4ケミカルをグリーン化するために重要なバイオコハク酸の製造販売に関する戦略提携契約を締結。アジア地域でバイオコハク酸の量産と誘導体の開発を行いC4ケミカルの事業化を推進しています。 その一つがブタンジオール原料をバイオコハク酸に転換することで、ポリエステルやウレタン樹脂、ウレタン弾性繊維などがバイオ化されるなどのバイオコハク酸誘導体市場の開発です。今後、さまざまなバイオ誘導体の市場拡大が見込まれる中、バイオコハク酸工場を建設しC4グリーンケミカルの安定供給を図っていく予定です。 また、100%子会社である双日プラネット株式会社では、南米最大の化学メーカーであるブラスケム社からサトウキビ由来のバイオプラスチック樹脂「グリーンポリエチレン」の販売代理権を得て、日本を含めアジア・オセアニア地域への販売を行っています。グリーンポリエチレンは、主にポリ袋やプラスチック容器の原料となる植物由来の樹脂で、CO2排出量をゼロとみなすことができる グリーンケミカル原料です。
このようにグリーンケミカル事業を推進することで、地球温暖化防止に貢献し、持続可能な社会の構築に寄与していきます。