日本貿易会シンボルマーク、法人名ロゴタイプの制定

2008年1月8日
一般社団法人日本貿易会
 
当会は、1947年6月25日に、貿易振興団体として活動していた4団体を統合し、わが国の貿易に関する民間中枢機関として設立され、昨年、創立60周年を迎えました。創立60周年を機に、当会のアイデンティティおよびビジュアルデザインを確立し、正・賛助会員および広く一般社会にアピールしようと、シンボルマークおよび法人名ロゴタイプを制定し、1月8日に記者発表いたしました。




JとCからしなやかに伸びるラインは、社会と会員、日本と世界のつながりや相互作用、共鳴を表しています。国際経済社会の発展に向け、市民社会や地球環境との調和とつながりを持ち、信頼を得ながら飛躍する。そのような様子を表現したデザインです。 イタリック(斜体)で、セリフ体(飾りのついた)の書体は優しさと信頼感の調和を表しています。

 シンボルマークおよび法人名ロゴタイプの制定にあたっては、60年の歴史を振り返り、当会のアイデンティティを確認するとともに、今後の当会のイメージ等について、会員をはじめ外部関係者にも協力を仰ぎ、アンケートを実施しました。アンケートの結果を踏まえて、デザイン開発にあたってのコンセプト(キーワード)をとりまとめ、これに基づき、読みやすさ等も考慮して法人名ロゴタイプを制定するとともに、300点余のデザイン案の中からシンボルマークを制定し、また、シンボルカラーはさわやかなブルーといたしました。
 アンケートにご協力いただきました関係各位をはじめ、デザイン案の検討にもご協力いただきました広報委員会(広告・懸賞論文タスクフォース)委員各位に御礼申し上げます。

日本貿易会のアイデンティティ

  1. 当会は、1947年に貿易に関する民間中枢機関として設立され、1986年に貿易商社および貿易団体を中心とする団体に改組いたしました。
  2. 当会は、会員のニーズに応え、貿易・投資環境の改善に向けた政策提言をはじめとする活動を行っています。
  3. 当会の中心的活動を担う商社の対面業界は多様であり、当会は、これらの対面業界の事業活動にも資する政策提言活動等を通じて、わが国の貿易および貿易業界の健全な発展を図り、もってわが国経済の繁栄と国際経済社会の発展に寄与することをめざす公益団体です。

デザイン開発コンセプト(キーワード)

リーダーシップ ハーモニー 信頼性

一般社団法人日本貿易会(Japan Foreign Trade Council, Inc.)は、
会員と共に、
国際社会、市民社会、地球環境とのハーモニーを重視しながら、
日本経済の繁栄と、国際経済社会の発展に向けたリーダーシップを発揮し、
社会から信頼される活動を行っていきます。
そして、そのような活動にあたっては、
会員とのハーモニーを保ちながら、
時には、会員をとりまとめるリーダーシップを発揮し、
会員から信頼される日本貿易会をめざします。
今後の当会の活動および組織としてのあり方を、
リーダーシップ」「ハーモニー」、そしてそれらのベースとなる「信頼性」の
3つのキーワードに込めて、シンボルを制定いたしました。

イメージ調査(アンケート)結果等

1. 調査対象および回答者
  計345名(72名)(カッコ内回答者数)
当会会員260名(60名):会員代表登録者等187名(24名)、運営委員会委員7名(6名)、委員会等正副委員長32名(11名)、広報委員会委員34名(19名)、
外部関係者85名(12名):有識者10名(2名)、プレス75名(10名)

2.

調査期間:2007年9~10月
3. 質問項目(自由記述形式)
(1) 当会は創立60周年を機に、新しいロゴタイプ、ワードマーク(シンボルマーク)を制定します。この新しいロゴタイプ、ワードマーク(シンボルマーク)の作成の参考とするため、あなたが考える「今後の日本貿易会のイメージ」を自由にご記入ください。
(2) ロゴタイプ、ワードマーク(シンボルマーク)の制定と併せ、シンボルカラーについても制定します。上記イメージにふさわしいと考えられるカラーをご記入ください。
4. 回答
(1) 今後の当会のイメージについて

最も多かったのは「グローバル」で、次いで「フロンティア」「チャレンジ」「先見性」「先進性」「リーダーシップ」等の前向きなイメージが挙げられた。

そのほか、当会の活動に関連した「情報発信」「自由貿易」「社会的貢献」「社会的責任」「地球環境保全」「社会の持続的発展」等が挙げられた。
また、組織のイメージとして「協調」「まとまり」「柔軟性」「信頼感」「広がり」「自由」等のキーワードも挙げられた。
(2) シンボルカラーについて
最も多かったのはブルー(青)で、7割以上の回答に含まれており、海、空、地球等のイメージとして挙げられた。
次いでグリーン(緑)が多く、環境等のイメージとして挙げられた。
そのほか、赤も指摘が多く、情熱的なイメージ、日本のイメージ等として挙げられた。