わたしたちの暮らしや社会、産業など、あらゆることに欠くことのできない資源・エネルギー。その確保や輸入には、複数の国と国が、協力や交渉をしなくてはならない大規模な開発プロジェクトとして進むことが多いのも、この分野の特徴(とくちょう)です。
日本では資源・エネルギーのほとんどを輸入に頼っているため、官民協力(かんみんきょうりょく)して、資源・エネルギーが安全に日本に届くような対策をはじめ、国際的な協力を得るための外国との話し合いや外国への支援などを行っています。
とくに民間において「商社」は、貿易のスペシャリストとして重要な役割を担(にな)っています。また、産出国(さんしゅつこく)の経済発展にも貢献(こうけん)し、協同で資源開発や効率的な利用、環境への対応などを図(はか)りながら、お互いの国にとって利益となる協調関係づくりに取組んでいます。
今後とも商社は、日本はもちろん、地球の未来についても考え、地球環境の保護や改善を目指した新たな取り組みにもリーダーシップを発揮して、皆さんの暮らしや将来をより良くしていくために活動していきます。
このコーナーのほかにも、食料の供給に関わる商社の役割などを動画で紹介するコーナーがありますので、そちらもご覧ください。