会長挨拶・コメント

会長挨拶



会長
中村 邦晴
(住友商事(株) 会長)
 

日本貿易会は、戦後の民間貿易の再開に先立ち、当時、貿易振興団体として活動していた4団体を統合し、わが国の貿易に関する全国的な民間中枢機関として広く一般企業・団体等を会員に1947年(昭和22年)6月に設立されました。その後、70年代以降の経済・貿易環境の急激な変化に対して機動的に対処し得るように、1986年(昭和61年)6月に貿易商社および貿易団体を中心とする団体に改組しました。さらに、2012年(平成24年)4月に社団法人から一般社団法人に移行し、活動を展開しております。

本会は、貿易を通じてわが国経済の繁栄と国際社会の発展に寄与すべく、幅広い活動を展開しておりますが、とりわけわが国の貿易をめぐる諸問題に対して業界の意見を取りまとめ、政府および関係機関に積極的に提言することによりその改善を働きかけております。これまでの本会の実績に対しては各方面から高い評価を受けております。

グローバリゼーションの進展は世界経済の発展に大きく貢献する一方で、多くの地球規模の課題を生み出しています。これらの課題を克服し、持続可能な社会の実現を目指す活動が広がるなか、各国・地域で多様な産業分野に活動基盤を持つ商社が果たすべき役割は大きく、その社会的使命は今日一層重みを増してきていると感じています。

こうしたなかで本会は、「未来をカタチに 豊かな世界へ 日本貿易会」をキャッチフレーズとして掲げました。自由な貿易・投資環境を整備しつつ、変化する社会の要請を的確に捉え、革新的な技術の活用などにより、商社のビジネスモデルを進化させていきます。そうすることで、まだ誰も見たことも、経験したこともない快適さを持ちながら持続可能な未来を目に見えるカタチに実現していきます。