CO2をへらす

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いま地球が危ない!

低炭素社会(ていたんそしゃかい)を歩く

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低炭素社会(ていたんそしゃかい)を歩く CO2をへらす

商社の取り組み/低炭素社会を実現(じつげん)するために

クリーンなエネルギーによる発電

世界の国々では電気をつくるときに、そのほとんどを石油石炭などの化石燃料(かせきねんりょう)を使用する火力発電所(かりょくはつでんしょ)で行っています。しかし、火力発電所はたくさんのCO2を排出(はいしゅつ)することから、地球温暖化(おんだんか)を進める原因になっています。商社は、世界で増加しつづける電気の使用量に対応(たいおう)するため、CO2の排出がない、あるいは少ないクリーンなエネルギーによる発電を世界中で進めています。

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風力発電

風エネルギーの約40%が電気に変わる!

風の力で風車をまわし、回転運動を発電機(はつでんき)に伝えて発電します。風エネルギーの30~40%を電気にできるなど発電効率(はつでんこうりつ)にすぐれています。大規模(だいきぼ)な発電を行う大型風車から、補助的(ほじょてき)な発電向けの小型風車まで、さまざまなタイプがあり、風の方向にあわせて動き、最大限(さいだいげん)に風をキャッチできるしくみになっています。現在、日本では1,517基以上の風車が動いています。

※出典:NEDO日本における風力発電の状況

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日本は地形や気候(きこう)条件が課題(かだい)

世界では、風力発電に取り組む国が増えてきています。2008年から2009年の1年間で世界の風力発電による電力量は28.8%も増加し、その中でもアメリカ、中国が大きく伸びています。日本でも風力発電は年々増えてきていますが、風の強い場所が、離島(りとう)や山岳地(さんがくち)など傾斜(けいしゃ)の急な場所に多いという問題や、雷や台風などへの対策(たいさく)が必要になるなど、日本の地形・気候(きこう)にあった風力発電システムの開発が、普及(ふきゅう)への課題(かだい)になっています。

商社が行っている「風力発電」

太陽光発電と同じように、多くの商社が世界各地で風力発電に取り組んでいます。商社は、日本の電力会社あるいは外国企業(きぎょう)と共同で風力発電を行う会社を設立し、アジア、アメリカ、ヨーロッパなどにおいて、風力発電に最適(さいてき)な土地探しから、設計(せっけい)、建設(けんせつ)、運用(うんよう)までのすべてに関わっています。また、それぞれの国や地域の気候(きこう)にあった風車の羽根の開発など、風力発電装置(そうち)の部品(ぶひん)や材料(ざいりょう)を世界各国の風力発電会社へ供給(きょうきゅう)することなども行っています。
このように世界中で増えつつある風力発電を、日本の商社のさまざまな活動が支えています。

風力発電(アメリカ)
風力発電(アメリカ)

風力発電(日本)
風力発電(日本)

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