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日本は、〝海外から必要な燃料資源・原料を輸入(ゆにゅう)し、高い技術で作った製品(せいひん)を海外に輸出する〟というスタイルで経済成長(けいざいせいちょう)してきました。
このページでは、日本はどのような国々とたくさん貿易をしているのか。その相手国は時代によってどのように変わってきているのか。1990年から2012年までの輸出入額が多い国々の移り変わり(各年の上位10カ国)を見てみましょう。

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2008年までの50年余りはアメリカがだんぜん1位でしたが、この年にアメリカで金融危機が起こり、アメリカをはじめ世界中の景気が急激(きゅうげき)に悪くなり需要が落ち込みました。しかし、中国経済は、中国政府のいろいろな経済対策により景気の落ち込みが少なく、引き続き高い経済成長を遂(と)げたことから、2009年から日本の最大輸出相手国になっています。
3位以下の輸出相手国の上位は、韓国、台湾、香港、タイなどの経済成長の著しいアジア諸国(しょこく)や地域が多くを占(し)めています。アメリカ向けでは自動車が多いのに比べて、アジア向けの輸出品は半導体(はんどうたい)などの先端技術を活かした機械類や部品、電気製品などと、鉄鋼・銅などの非鉄金属などが多くを占(し)めています。これはアジア各国が半導体などを使用した製品を組み立てる産業が多いことと、国の成長にともないビルや工場、道路などのインフラ(産業基盤と生活関連の社会資本)設備のために非鉄金属を必要としているからです。
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(単位:100億円)
| 順位 | 1990年 輸出総額 [4,146] |
2000年 輸出総額 [5,165] |
2005年 輸出総額 [6,566] |
2012年 輸出総額 [6,374] |
|---|---|---|---|---|
| 国名 輸出額(シェア) |
||||
| 1 | アメリカ 1,356(31.5%) ![]() |
アメリカ 1,536(29.7%) ![]() |
アメリカ 1,481(22.5%) ![]() |
中国 1,151(18.0%) ![]() |
| 2 | ドイツ 257(6.2%) ![]() |
台湾 387(7.5%) ![]() |
中国 884(13.5%) ![]() |
アメリカ 1,118(17.5%) ![]() |
| 3 | 韓国(かんこく) 252(6.0%) ![]() |
韓国 331(6.4%) ![]() |
韓国 515(7.8%) ![]() |
韓国 491(7.7%) ![]() |
| 4 | 台湾(たいわん) 223(5.4%) ![]() |
中国 327(6.3%) ![]() |
台湾 481(7.3%) ![]() |
台湾 367(5.7%) ![]() |
| 5 | 香港(ほんこん) 189(4.6%) ![]() |
香港 293(5.7%) ![]() |
香港 397(6.0%) ![]() |
タイ 349(5.4%) ![]() |
| 6 | イギリス 156(3.8%) ![]() |
シンガポール 224(4.3%) ![]() |
タイ 248(3.8%) ![]() |
香港 327(5.1%) ![]() |
| 7 | シンガポール 155(3.7%) ![]() |
ドイツ 216(4.2%) ![]() |
ドイツ 206(3.1%) ![]() |
シンガポール 186(2.9%) ![]() |
| 8 | タイ 132(3.2%) ![]() |
イギリス 156(3.1%) ![]() |
シンガポール 204(3.1%) ![]() |
ドイツ 166(2.6%) ![]() |
| 9 | オーストラリア 100(2.4%) ![]() |
マレーシア 150(2.9%) |
イギリス 166(2.5%) ![]() |
インドネシア 161(2.5%) ![]() |
| 10 | カナダ 98(2.4%) ![]() |
タイ 147(2.8%) ![]() |
オランダ 145(2.2%) ![]() |
オーストラリア 147(2.3%) ![]() |
| 参考 | アジア 1,288(31.1%) |
アジア 2,125(41.1%) |
アジア 3,180(48.4%) |
アジア 3,486(54.6%) |
| 中東 126(3.0%) |
中東 105(2.0%) |
中東 182(2.8%) |
中東 226(3.5%) |
|
| EU 773(18.7%) |
EU 843(16.3%) |
EU 965(14.7%) |
EU 650(10.1%) |
|
出典:財務省貿易統計(ざいむしょうぼうえきとうけい)より
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2002年にアメリカから中国にトップの座が変わってからずっと中国が1位です。製品の国際価格競争力を高めるために、日本の企業が労働賃金の安い中国に工場を建てて現地にて製造し、日本に輸入するという新しい経済・貿易の体制ができてきたことが理由の一つです。また、韓国(かんこく)、台湾(たいわん)、香港(ほんこん)、タイなどでも、同様に工場を造って、そこでできた製品を輸入するという加工貿易が増えたことから、アジアの国々が上位となりました。
アジアの国々の工場で作った製品を輸入するという貿易スタイルは今も変わっていないものの、2003年ころからは、資源やエネルギー価格が大幅に上昇したことにともない、産出国である中近東の国々やオーストラリアなどが上位に名を連(つら)ねるようになりました。
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(単位:100億円)
| 順位 | 1990年 輸入総額 [3,386] |
2000年 輸入総額 [4,094] |
2005年 輸入総額 [5,695] |
2012年 輸入総額 [7,067] |
|---|---|---|---|---|
| 国名 輸入額(シェア) |
||||
| 1 | アメリカ 759(22.4%) ![]() |
アメリカ 778(19.0%) ![]() |
中国 1,198(21.0%) ![]() |
中国 1,503(21.2%) ![]() |
| 2 | インドネシア 182(5.4%) ![]() |
中国 594(14.5%) ![]() |
アメリカ 707(12.4%) ![]() |
アメリカ 608(8.6%) ![]() |
| 3 | オーストラリア 179(5.3%) ![]() |
韓国 220(5.4%) ![]() |
サウジアラビア 317(5.6%) ![]() |
オーストラリア 449(6.3%) ![]() |
| 4 | 中国 173(5.1%) ![]() |
台湾 193(4.7%) ![]() |
アラブ首長国連邦 280(4.9%) |
サウジアラビア 437(6.1%) ![]() |
| 5 | 韓国 169(5.0%) ![]() |
インドネシア 177(4.3%) ![]() |
オーストラリア 271(4.8%) ![]() |
アラブ首長国連邦 350(4.9%) |
| 6 | ドイツ 167(4.9%) ![]() |
アラブ首長国連邦 160(3.9%) |
韓国 270(4.7%) ![]() |
韓国 323(4.5%) ![]() |
| 7 | サウジアラビア 148(4.4%) ![]() |
オーストラリア 160(3.9%) ![]() |
インドネシア 230(4.0%) ![]() |
マレーシア 261(3.6%) |
| 8 | アラブ首長国連邦 (しゅちょうこくれんぽう) 129(3.8%) |
マレーシア 156(3.8%) |
台湾 199(3.5%) ![]() |
インドネシア 257(3.6%) ![]() |
| 9 | 台湾 123(3.6%) ![]() |
サウジアラビア 153(3.7%) ![]() |
ドイツ 197(3.5%) ![]() |
ドイツ 197(2.7%) ![]() |
| 10 | カナダ 122(3.6%) ![]() |
ドイツ 137(3.4%) ![]() |
タイ 172(3.0%) ![]() |
タイ 188(2.6%) ![]() |
| 参考 | アジア 973(28.7%) |
アジア 1,706(41.7%) |
アジア 2,529(44.4%) |
アジア 3,129(44.2%) |
| 中東 442(13.1%) |
中東 531(13.0%) |
中東 966(17.0%) |
中東 1,354(19.1%) |
|
| EU 507(15.0%) |
EU 504(12.3%) |
EU 647(11.4%) |
EU 664(9.3%) |
|
出典:財務省貿易統計より