TPP11大筋合意実現に関する小林会長コメント

会長コメント

2017年11月11日

TPP11の大筋合意実現を、心から歓迎すると共に、実現に向けて粘り強く交渉された関係者のご尽力に敬意を表したい。

これは、貿易立国を標榜する日本が、強いリーダーシップを発揮して、重要な協定の合意を実現した快挙である。

TPPは、21世紀型の包括的で高水準な経済連携協定であり、今後のFTA/EPAのモデルになるもの。また、自由、民主主義、法の支配、市場経済という共通の価値観・原則をベースとしたルールが、米国抜きとはなったものの、アジア太平洋地域の幅広い国々の間で合意されたことは、自由で開かれた国際経済秩序実現に向けた非常に重要なステップとなる。

日・EU EPAと併せて、早期発効のために、関係者の引き続いてのご尽力を期待する。

以上