2019年5月27日

当会は、「気候関連財務情報開示タスクフォース（TCFD）」の最終報告書（TCFD提言）に対し、本日、賛同を表明し、TCFDコンソーシアムに参加した。

TCFDコンソーシアムは、企業の効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断に繋げるための取り組みについて議論を行う目的で設立された組織であり、経済産業省、金融庁、環境省がオブザーバー参加している。

TCFD提言は、気候変動関連のリスクと機会に関するガバナンスや組織への影響、評価・管理の状況などの情報開示を企業に求めるものである。日本貿易会と会員企業は、低炭素社会の実現と地球温暖化対策に積極的に取り組んでいるが、TCFD提言への賛同、コンソーシアムへの参加を契機に、関係省庁との連携を一層緊密化し、気候変動関連の情報開示についての普及・啓発活動も強化することで、持続可能な社会の実現に貢献していきたい。

以上