米国大統領選挙に関する小林会長コメント

会長コメント

2020年11月9日

まずは、ジョー・バイデン氏及びカマラ・ハリス氏の当選が確実になったことに祝意を表したい。

日米同盟は、インド太平洋地域及び世界の平和、安定及び繁栄に資するものであり、バイデン新大統領には、同盟をより強固なものにして頂くことを期待する。

諸外国との関係においては、米国第一主義を脱して連携を強化し、国際協調路線に舵を戻すことを期待している。特に、再交渉した上で復帰する可能性が示唆されている環太平洋経済連携協定(TPP)は、経済的な繁栄だけでなく、アジア太平洋地域の平和と安定に重要な役割を果たすものであり、米国の復帰を希望する。

また、公約通り、パリ協定への復帰やクリーンエネルギー分野への巨額投資を期待する。これが実現すれば、世界的な低炭素化・脱炭素化の流れを大幅に加速させることになる。商社業界としても、この流れを踏まえた事業展開が必要になると考える。

以上