日英包括的経済連携協定発効についての小林会長コメント

会長コメント

2021年1月1日

本日、日英包括的経済連携協定(EPA)が発効したことを歓迎する。極めて短期間で交渉をまとめ、早期発効を実現された日英両政府・議会の関係者の方々のご尽力に改めて敬意を表したい。

日英EPAは、日系企業のビジネスの継続性を確保し、両国の更なる貿易・投資の拡大、経済的繁栄に資するものであり、コロナ禍で保護主義が台頭する中でわが国が自由貿易を推進していくという力強いメッセージを世界に示したものと考える。

日本政府には、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)についても、2021年の議長国としてリーダーシップを発揮し、英国の加盟を後押しするなど、自由貿易拡大に向けて引き続き取り組んでいただきたい。

また、日英EUの三地域内では密接なサプライチェーンが構築されていることから、英国とEU間の自由貿易協定(FTA)が合意され、暫定発効に至ったことを歓迎する。

以上