日米首脳会談についての小林会長コメント

会長コメント

2022年1月25日

岸田総理大臣とバイデン米国大統領による初の本格的な会談が行われた。地政学リスクが顕在化する中、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、日米両国が緊密に連携していくこと、また同志国との協力を深化させていくことが確認された意義は大きい。

特に、経済安全保障について、閣僚レベルの日米経済政策協議委員会(経済版「2プラス2」)の立ち上げと、「日米競争力・強靱性(コア)パートナーシップ」に基づく、日米間の経済協力・相互協力を拡大していく方針について、合意がなされたことを歓迎する。

また、本年前半には、日米豪印首脳会合が本邦で開催されることになったが、経済面のみならず、脱炭素や最先端技術の研究開発、サプライチェーン強靭化などに向けた日米間の協力が、インド太平洋地域に拡大していくことを期待したい。

当会としても、会員各社の事業活動などを通じて、両国間の協力・連携の枠組みの下で推進される通商政策に、貢献してまいる所存である。

以上