環境用語辞典

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【 アルミ再生地金(さいせいじがね)
使用済みのアルミ缶などのアルミ製品を回収(かいしゅう)し、再利用のために高温で溶(と)かして固めた物。
【 アルミニウム 】
ボーキサイトという鉱石(こうせき)からつくられる金属の一種。軽くて、さびにくい、加工しやすいなど、すぐれた特徴(とくちょう)があり、さまざまな物に使用されている。

【 異常気象(いじょうきしょう)
異常(いじょう)な高温、冷夏、大雨など、ふつうとは異(こと)なる気象(きしょう)のこと。日本の気象庁(きしょうちょう)では、過去30年の観測(かんそく)と比較(ひかく)して大きく変化した気候(きこう)としている。近年の地球温暖化(おんだんか)を原因とした、猛暑(もうしょ)や干ばつ、回数が増えて大型化している台風、ハリケーン、サイクロンなども異常気象(いじょうきしょう)と呼ばれることが多い。
【 違法伐採(いほうばっさい)
木材を生産している国・地域(ちいき)の法律に違反(いはん)して木を大量伐採(ばっさい)すること。保護(ほご)されているめずらしい種類の木や、大量の伐採が森林破壊(はかい)の一つの原因になっている。

【 エコタウン事業(じぎょう)
限りある資源を有効(ゆうこう)に活用するために、経済産業省(けいざいさんぎょうしょう)と環境省(かんきょうしょう)が、ゴミをへらしてリサイクルを進める地方自治体(ちほうじちたい)の新しい環境まちづくりの計画、取り組みを支援(しえん)する事業(じぎょう)のこと。地方自治体は、それぞれの地域(ちいき)の特性(とくせい)を活かして、住民や地域の企業(きぎょう)と協力して取り組む「エコタウン計画」を作成し、経済産業省および環境省の承認(しょうにん)を得て支援(しえん)を受けるしくみとなっている。
【 エコバッグ 】
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで商品(しょうひん)を購入(こうにゅう)したときに、お店で渡されるレジ袋を使わないために持ち歩く、買い物用バッグのこと。マイバックとも呼ばれ、環境保護(ほご)や資源保護のためにレジ袋をへらすことを目的に使われる。
【 エネファーム 】
家庭用の燃料電池(ねんりょうでんち)コージェネレーションシステム〔熱電併給(ねつでんきょうきゅう)システム〕のこと。都市ガス、LPガス、灯油(とうゆ)などのエネルギーから燃料となる水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応(かがくはんのう)させて、電気をつくり出し、発電のときにでる熱でお湯をつくる装置。ガス会社、石油会社など複数の会社から発売されている。

【 オーガニックコットン 】
無農薬でつくられた綿花(めんか)のこと。3年間、農薬と化学肥料(かがくひりょう)を使用していない畑で作られ、加工(かこう)の段階(だんかい)でも農薬や化学肥料を使わずに生産された綿花。無農薬栽培(さいばい)であることは、専門の機関(きかん)が証明(しょうめい)するしくみとなっている。
【 オゾン層 】
酸素に紫外線(しがいせん)が当たるとオゾンという物質(ぶっしつ)に変化する。私たちの住む地上から10~50kmの空にある成層圏(せいそうけん)に多くのオゾンが集まっていて、オゾンの濃度(のうど)が高い部分をオゾン層という。オゾン層は人間や生物にとって有害(ゆうがい)な太陽の紫外線(しがいせん)をブロックし、このオゾン層がなければ人間や生物は地上では生存できない。
【 オゾンホール 】
スプレーや冷蔵庫などのガスとして使われていたフロンガスが太陽光によってオゾンと反応してオゾンがこわされ、うすくなる状態(じょうたい)のこと。毎年9~10月、南極の上空でオゾン層が急激(きゅうげき)に減少し、オゾンの量が少ない領域(りょういき)が穴のように発生することから、オゾンホールとよばれるようになった。
【 オニヒトデ 】
ヒトデの一種で、インド洋、西太平洋などに生息(せいそく)する。時に大発生することがあり、多くのサンゴを食べてしまうため、問題となっている。
【 温室効果(おんしつこうか)ガス 】
太陽からの熱を地球に封(ふう)じこめ、地表(ちひょう)をあたためる働きのあるガスで、地球温暖化(おんだんか)の主な原因となっている。京都議定書(きょうとぎていしょ)において、二酸化炭素〔CO2(にさんかたんそ)メタン〔CH4〕、亜酸化窒素〔N2O〕(あえんかちっそ)、ハイドロフルオロカーボン類〔HFCs〕、パーフルオロカーボン類 〔PFCs〕、六フッ化硫黄〔SF6(ろくふっかいおう)の6種類のガスと定める。
【 温室効果(おんしつこうか)ガス削減(さくげん)目標 】
1997年につくられた京都議定書(きょうとぎていしょ)において決められた、先進国(せんしんこく)の温室効果(おんしつこうか)ガスの削減(さくげん)目標のこと。日本は、2008年から2012年までの5年間の温室効果ガス排出量(はいしゅつりょう)の平均を、1990年に比べて-6%と決められていた目標を達成した。また、すべての国が参加する2020年以降に始まる地球温暖化対策の新たな枠組みに向けて、各国が2015年3月までに自主的な温室効果ガスの削減目標を提出することになっている。

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